せきじん‐せきじゅう【石人石獣】
中国で、墳墓や廟堂、宮殿の参道や前庭などに置かれた、石製の人物像と動物の像。漢代に始まり、明・清代まで行われた。墓の格式を示すとともに、その守護と悪鬼駆除を目的とした。
たい‐きょく【大曲】
1 規模の大きな楽曲。⇔小曲。 2 雅楽で、規模・格式から大・中・小に分けたうちの最上位の曲。唐楽と高麗楽(こまがく)に4曲ずつある。
たい‐しゃ【大社】
1 きわめて大きな神社や、由緒ある名高い神社。 2 古く、神社を格式によって大・中・小に分けたうちの第一位の神社。 3 明治4年(1871)から実施された神社制度の社格で、官幣大社・国幣大社...
たくじょう‐えんぜつ【卓上演説】
宴会の出席者が自分の席で行う、格式ばらないあいさつ。テーブルスピーチ。
たて‐うた【立唄】
長唄などで、唄方の首席となって他の唄方をリードする人。また、その唄方としての格式。たて。
たて‐じゃみせん【立三味線】
《「たてしゃみせん」とも》長唄・浄瑠璃などで、2挺(ちょう)以上の三味線で演奏する場合、その首席として他をリードする演奏者。また、その三味線奏者としての格式。たてざみせん。
だい‐ふけい【大不敬】
1 皇室に対する不敬。 2 律の八虐の一。格式の高い神社や天皇に対する犯罪。特にきびしい罰が下された。
だいみょう‐ぎょうれつ【大名行列】
1 江戸時代、大名が参勤交代などの公式の外出に際し、格式に応じた規定の人数・装備などをととのえて行った行列。 2 議員・大学病院の教授などが、供を大ぜい引き連れて歩くことを皮肉った語。
ちゅう‐しゃ【中社】
1 古く、神社を格式によって大・中・小に分けたうち第二位の神社。賀茂社・住吉社の類。 2 明治以後の神社制度で、官幣中社・国幣中社のこと。→官幣社 →国幣社 3 奥社と里の宮との中間にある社殿。
てい‐かく【定格】
1 定まった格式。きまり。 2 機器類について指定された条件下での使用限度。出力・速度・電圧・電流・回転数などの値で示される。