はなもと‐じあん【鼻元思案】
[名・形動]きわめてあさはかな考え。また、そのさま。喉元(のどもと)思案。鼻元料簡。「いかにも—な話だが」〈志賀・暗夜行路〉
ひぎれ‐ほうあん【日切れ法案】
特定の期日に成立することを前提として審議される法律案。予算関連や、限時法の期間延長のための法律などに多い。
ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】
[名・形動]内気で、積極的に人前に出たり自分から行動を起こしたりすることができないこと。また、そのような性格や、そのさま。「—な(の)青年」「—で友達がなかなかできない」
ひと‐しあん【一思案】
[名](スル)ちょっとの間考えをめぐらすこと。一考。「—して答えを出す」
ふく‐あん【腹案】
[名](スル)前もって心の中で考えておくこと。また、その案や考え。「—を練る」「—したとおりに進める」
ふしんにん‐あん【不信任案】
1 信任することができない旨を議決する案。一般に、議院内閣制のもとで議会が内閣あるいは個々の国務大臣に対して行うものをさすが、地方自治体の長についても制度化されている。 2 特に、内閣不信任案のこと。
ブレイディ‐ていあん【ブレイディ提案】
《Brady proposal》1989年3月に当時の米財務長官ブレイディが発表した、累積債務国の救済案。その内容は、債務の証券化による債務の元本削減と金利の減免が主なものであった。
ぶん‐あん【文案】
1 文章の下書き。草案。また、文章の構想。「—を練る」 2 机。几案。「—に向ひ札を勘へて」〈今昔・一三・三五〉
へき‐あん【僻案】
かたよっている考え。まちがっている考え。自分の考えをへりくだってもいう。愚案。愚考。「—条々、愚意にまかせていささか左にしるす」〈連理秘抄〉
ほう‐あん【方案】
方法についての考え。「改正の—を立つることは」〈鉄腸・雪中梅〉