みはし‐の‐さくら【御階の桜】
左近(さこん)の桜の異称。
みはる‐たきざくら【三春滝桜】
福島県田村郡三春町にあるベニシダレザクラの古木。高さ12メートル、根回り11メートルで、樹齢は1000年以上といわれる。大正11年(1922)、国の天然記念物に指定された。三春の滝桜。滝桜。
みはる‐の‐たきざくら【三春の滝桜】
⇒三春滝桜
みやま‐ざくら【深山桜】
1 バラ科の落葉高木。深山に生え、5月ごろ、若葉が出てから白い5弁花を総状につける。葉は長円形で先がとがる。しろざくら。 2 深山に咲いている桜。「優曇華(うどんげ)の花待ちえたる心地して—に目...
やえ‐ざくら【八重桜】
1 八重咲きのサトザクラ。ヤマザクラから変化したもので、桜の中では遅く開花し、花色は白・紅・緑黄など。ぼたんざくら。《季 春》「奈良七重七堂伽藍—/芭蕉」 2 女房装束で、五衣(いつつぎぬ)に桜...
やま‐ざくら【山桜】
1 山に咲いている桜。 2 バラ科の落葉高木。山地に自生する桜。樹皮は灰色で、横に皮目が走り、葉は倒卵形で先がとがる。4月ごろ、新葉と同時に淡紅色の5弁花を開き、紫黒色の実を結ぶ。本州中部以南に...
やまたか‐じんだいざくら【山高神代桜】
山梨県北杜(ほくと)市武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの古木。根回り13.5メートルで、樹齢は約2000年といわれる。大正11年(1922)、国の天然記念物に指定された。山高の神代桜。神代桜。
やまたか‐の‐じんだいざくら【山高の神代桜】
⇒山高神代桜
ゆきわり‐こざくら【雪割小桜】
ユキワリソウの変種。北海道・東北地方の深山に自生。葉は菱形。夏、白や淡紅色の花を2、3個つける。
ようきひ‐ざくら【楊貴妃桜】
サトザクラの一品種。花は八重で4月ころ咲き、花びらは淡紅色であるが先端は濃紅色。奈良興福寺の僧玄宗がめでたことからの名という。《季 春》「むれ落ちて—尚あせず/久女」