ひつ‐ぎ【棺/柩】
《古くは「ひつき」》死体を入れて葬る木の箱。かん。棺桶。
びしゅうふじみがはら【尾州不二見原】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。巨大な桶を作る職人の姿を画面手前に配置し、底がまだついていない桶の円の向こう側に遠方の富士山を小さく描いた作品。桶屋の富士。桶屋。
ふな‐おけ【舟桶】
海人(あま)が海に入るとき、海上に浮かべておく桶。
ふね【船/舟】
[名] 1 人や荷物をのせて水上を進む交通機関。ふつう、推進力に動力を用いる大型のものは「船」、手でこぐ小型のものは「舟」と書く。 2 (「槽」とも書く)水・酒などの液体を入れる箱形の容器。湯...
ふるまい‐みず【振(る)舞(い)水】
暑中、飲料水を入れた桶を路傍に置いて、通行の人に自由に飲ませるもの。また、その水。水振る舞い。接待水。《季 夏》「昼過や—に日のあたる/虚子」
ふろ‐おけ【風呂桶】
1 木を桶状に組んで作った湯船。また、浴槽。 2 入浴の際に用いる小さな桶。湯桶。
ふろ‐や【風呂屋】
1 湯銭を取って入浴させる浴場。また、それを業とする人。銭湯(せんとう)。湯屋。公衆浴場。 2 風呂桶など、風呂の設備や道具を売る店。 3 風呂桶を据えた部屋。浴室。湯殿。「帰りて、—に入らせ給...
ペール【pail】
バケツ。手桶(ておけ)。
ホット‐タブ【hot tub】
湯を満たした大型のふろ桶(おけ)。米国で、友人同士などが一緒に入って、話をしたり、くつろぎの場として利用されている。
まい‐はだ【槙肌/槙皮】
《「まきはだ」の音変化》ヒノキやコウヤマキの甘皮を砕いて繊維としたもの。舟や桶などの水漏れを防ぐために、材の合わせ目や継ぎ目に詰め込む。のみ。のめ。