あか‐くみ【淦汲み】
船底にたまった水をくみ取ること。また、それに用いるひしゃく・手桶(ておけ)など。あかとり。
あか‐だな【閼伽棚】
閼伽桶(あかおけ)・閼伽坏(あかつき)や花などを置く棚。
あく‐おけ【灰汁桶】
洗濯や染め物に使う灰汁を取る桶。灰と水を入れ、桶の下の口から灰汁が落ちる仕掛けになったもの。
あげ‐ぞこ【上(げ)底】
箱・桶(おけ)などの底を少し上げて、外見からは実際より中身が多く見えるように作ったもの。「—の菓子箱」
あし‐あぶり【足焙り】
蓋(ふた)付きの火桶(ひおけ)のような鋳物製の器で、灰を入れ炭火を埋めて、足を温める道具。足温(ぬく)め。足炉。《季 冬》
あし‐しろ【足代】
1 「足場1」に同じ。「—と云ふ物に…木どもを横様に結(ゆ)ひ付けて」〈今昔・一九〉 2 「足場2」に同じ。「用水桶を—にひらりと飛び下り」〈伎・鼠小紋東君新形〉 3 「足場3」に同じ。「人は芸...
あま‐はだ【甘肌】
1 木や果実の甘皮。 2 舟・桶などの水漏れを防ぐ材として用いる檜(ひのき)などの薄い皮。槙肌(まいはだ)。
あら‐くち【新口】
新しく醸造した酒を初めて桶(おけ)から出して飲むこと。初飲み。
い‐びつ【歪/飯櫃】
[名・形動]《「いいびつ(飯櫃)」の音変化》 1 《飯櫃が楕円形であったところから》 ㋐物の形がゆがんでいること。また、そのさま。「箱が—になる」 ㋑物事の状態が正常でないこと。また、そのさま。...
いまがわ【今川】
姓氏の一。足利(あしかが)氏の一族。足利国氏が三河国幡豆(はず)郡今川荘に住み、姓を名のったのに始まる。東海一の戦国大名。義元が桶狭間(おけはざま)で敗死してから衰退。 [補説]「今川」姓の人物...