ばい‐りん【梅林】
梅の木の林。うめばやし。《季 春》
ばい‐りん【梅霖】
梅雨。さみだれ。つゆ。
ばいりん‐じ【梅林寺】
福岡県久留米市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、江南山。元和7年(1621)領主有馬豊氏が建立、以来有馬家の菩提所となった。開山は禹門玄級(うもんげんきゅう)。
ばい‐れき【梅暦】
梅の花の咲くのを見て春を知ること。また、その梅の花。うめごよみ。「山中の—、うかうかと精進の正月をやめて」〈浮・五人女・五〉
メイピン【梅瓶】
《(中国語)》中国陶磁器の器形の一。口は小さく、上部は丸く張り、下方に緩やかに狭まるもの。器形は10世紀の創案。主に酒瓶として用いた。
もい‐か【梅花】
《「もい(梅)」は唐音》梅花の模様。また、その模様を織った絹。〈日葡〉
ゆすら【梅桃】
「ゆすらうめ」に同じ。《季 実=夏 花=春》「万両に—の花の白き散る/子規」
ゆすら‐うめ【梅桃/英桃/桜桃/山桜桃】
バラ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。4月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の5弁花が開く。実は丸く、6月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、...