うめ‐がさね【梅襲】
襲の色目の名。表は濃紅、裏は薄紅。11月から2月にかけて用いる。うめぞめ。
うめがたに‐とうたろう【梅ヶ谷藤太郎】
力士。 (初代)[1845〜1928]第15代横綱。本名、小江藤太郎。筑前(ちくぜん)の人。出身地(福岡県朝倉市杷木志波(はきしわ)の小字名、梅ヶ谷)から名をとった。→第14代横綱境川 →第1...
うめがわ【梅川】
浄瑠璃「冥途(めいど)の飛脚」、および同系統の浄瑠璃・歌舞伎などに登場する主人公。大坂新町の遊女で、300両の封印切りの大罪を犯した飛脚業の忠兵衛に身請けされ、新口村(にのくちむら)へ駆け落ちする。
うめがわちゅうべえ【梅川忠兵衛】
浄瑠璃「冥途の飛脚」の通称。
うめ‐けむし【梅毛虫】
オビカレハの幼虫。梅・桃・桜などに巣を張って群生し、食害する。天幕毛虫。
うめこうじ‐こうえん【梅小路公園】
京都市下京区にある市営公園。開園は平成7年(1995)。園内には平清盛の邸宅西八条第(にしはちじょうてい)の跡地や、京都水族館がある。
うめ‐ごち【梅東風】
春、梅の花が咲く季節に吹く東風。
うめ‐ごよみ【梅暦】
《梅の花の咲くのを見て春を知るところから》梅の花。「頃しも春の—、れんじに開く鉢植の、花の香かほる風寒み」〈人・梅児誉美・初〉 「春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)」の略称。
うめさお‐ただお【梅棹忠夫】
[1920〜2010]民族学者。京都の生まれ。はじめ動物学を専攻したが、モンゴルやカラコルムなどでのフィールドワークを経て民族学・文化人類学の研究に移行。国立民族学博物館の設立に尽力、初代館長と...
うめ‐ざら【梅皿】
梅の花の形をした、白色の皿。水彩画を描く際などに、絵の具を溶いたり調合したりするために用いる。