こう‐り【行李/梱】
1 竹や柳で編んだ箱形の物入れ。旅行の際に荷物を運搬するのに用いたが、今日では衣類の保管などに使用。「柳—」 2 旅行に持っていく荷物。旅のしたく。また、旅。 3 軍隊で、戦闘や宿営に必要な資材...
こうりば‐やし【行李葉椰子】
ヤシ科の常緑高木。大形のヤシで高さ20メートル以上になる。手のひら状に裂けた葉は屋根の材料などに用いられるほか、古代には仏典を記す紙の代わりともされた。スリランカから東南アジアにかけて分布。
こう・る【梱る】
[動ラ五(四)]《「こうり(行李)」の動詞化か》縄をかけて荷づくりする。「ワタヲ—・ル」〈和英語林集成(再版)〉
こり【梱】
[名] 1 縄などでくくること。また、荷づくりした荷物。 2 行李(こうり)。「大きな—は新橋迄預けてあるから」〈漱石・三四郎〉 3 梱包した綿糸・生糸などの数量を表す単位の名称。綿糸1梱は4...
こ・る【梱る】
[動ラ五(四)]縄などでくくって、荷づくりをする。梱包(こんぽう)する。こうる。
こん【梱】
[音]コン(呉)(漢) [訓]しきみ こり そろえてしばる。「梱包(こんぽう)」
こん‐ぽう【梱包】
[名](スル)包装し、縄などで荷造りすること。また、その荷物。「荷物を—する」