たな‐ばた【七夕/棚機/織女】
五節句の一。7月7日の行事。この夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをし...
たなばた‐つ‐め【棚機つ女】
1 織女星(しょくじょせい)のこと。「彦星と—と今夜(こよひ)逢ふ天(あま)の川門(かはと)に波立つなゆめ」〈万・二〇四〇〉 2 機(はた)を織る女。「我(あ)がためと—のそのやどに織る白たへは...
たな‐び・く【棚引く】
[動カ五(四)] 1 雲や霧また煙が横に長くただよう。「煙が—・く」「霞が—・く」 2 長く集め連ねる。「数千騎の軍兵を—・いて都へ入り給ふ由」〈平家・三〉 [補説]「たな」は接頭語。また、「な...
たな‐ぼた【棚牡丹】
《「棚から牡丹餅(ぼたもち)」の略》思いがけない好運を得ること。「—の当選」
たな‐まいり【棚参り】
盆・正月に、分家の者が本家の仏壇を拝みに行くこと。先祖参り。
たな‐もの【棚物】
茶の湯で、茶席の道具畳(手前畳)に据えて、水指(みずさし)・茶入れ・薄茶器・羽箒(はぼうき)・香合・柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)などを飾るのに用いる棚の総称。袋棚・四方(よほう)棚・桑小卓...