むねあげ‐しき【棟上げ式】
⇒上棟式(じょうとうしき)
むね‐うち【棟打ち/刀背打ち】
「峰打(みねう)ち」に同じ。「—を喰わせられた様な心持がする」〈漱石・琴のそら音〉
むね‐かざり【棟飾り】
屋根の棟に取り付けた装飾。
むね‐かど【棟門】
「むなもん」に同じ。「—のゆゑゆゑしきが見ゆれば」〈とはずがたり・四〉
むね‐がわら【棟瓦】
「むながわら」に同じ。
むね‐つづき【棟続き】
棟が続くように家が並んでいること。
むね‐ふだ【棟札】
「むなふだ」に同じ。
むねべつ‐せん【棟別銭】
中世、家屋の棟数別に賦課された税。初めは寺社や朝廷の修造のために臨時に課されたが、室町中期以後はしだいに定期的なものになった。また、大名や荘園領主にも領内で課する者があった。むなべつせん。むねべ...
むね‐まち【棟区】
刀身の棟と茎(なかご)との境目。⇔刃区(はまち)。
むね‐まちぎみ【棟梁臣】
《家屋の棟木になぞらえて》国家の重要な臣下。むねとるまちきみ。「武内宿禰(たけうちのすくね)に命(の)りて—となす」〈景行紀〉