なつどまり‐はんとう【夏泊半島】
青森県中央部、陸奥湾のほぼ中央に突出した半島。青森湾と野辺地湾を分ける。北部の椿山(つばきやま)はツバキの自生北限地帯で国の天然記念物。東部の浅所(あさどころ)海岸はハクチョウの飛来地として特別...
なにがかのじょをそうさせたか【何が彼女をさうさせたか】
プロレタリア作家、藤森成吉による戯曲。昭和2年(1927)、雑誌「改造」に発表。同年4月、築地小劇場にて「彼女」の題名で初演。鈴木重吉監督による映画化作品もある。
名(な)に旧(ふ)・る
古くからその名が知られている。「ここぞ—・る鈴の森最期場」〈浄・八百屋お七〉
なまけ‐ぐま【懶熊】
クマ科の哺乳類。体長140〜180センチ。体は黒い長毛で覆われ、前肢の爪が長い。果物や蜂蜜(はちみつ)を好み、インド・スリランカの森林地帯に分布。蜜熊。
なら‐にんぎょう【奈良人形】
奈良名産の木彫りの彩色人形。小形の一刀彫りで、根付け・置物とする。刀痕(とうこん)を残して仕上げるのが特徴。鹿などのほか、能楽の人形・舞楽人形も多い。江戸末期に森川杜園(もりかわとえん)がすぐれ...
なんかく‐らん
ヒカゲノカズラ科の常緑、多年生のシダ。亜熱帯性の森林にみられ、樹幹などに着生。茎は垂れ、披針(ひしん)形の葉が密生。葉の付け根に、腎臓形の胞子嚢(ほうしのう)をつける。
なんと【南砺】
富山県南西部にある市。山間部は白山国立公園の森林で合掌造りの民家がある。平成16年(2004)11月に城端(じょうはな)町、平(たいら)村、上平(かみたいら)村、利賀(とが)村、井波町、井口(い...
なんぶ【南部】
陸奥(むつ)の豪族南部氏の旧領地で、現在の青森県東半分から岩手県中部にわたる地域の称。特に、盛岡をいう場合もある。
なんぶ‐せんべい【南部煎餅】
水溶き小麦粉を焼き固めた煎餅の一。青森県東部から岩手県北部の南部氏旧支配地域の特産。生地に甘味を加え、ごまや落花生を入れて円形に焼いたものが多い。
ニオコロコバ‐こくりつこうえん【ニオコロコバ国立公園】
《Niokolo-Koba》セネガル南東部、ギニアとの国境付近に広がる国立公園。園内を流れるガンビア川、支流のニオコロコバ川・クルントゥ川が蛇行を繰り返し、一帯の森林や草原を潤す。1981年に世...