すだ‐じい【すだ椎】
ブナ科の常緑高木。関東・中部以南の暖地に自生。樹皮は黒灰色。葉は広楕円形で先がとがる。6月ごろ、雄花と雌花が咲き、実はどんぐりで、食用。材は建築・器具に、樹皮は染料に用いる。いたじい。ながじい。しい。
せき‐つい【脊椎】
脊柱をなす骨。脊椎骨。
せん‐つい【仙椎/薦椎】
脊柱(せきちゅう)のうち、腰椎と尾椎との間にある5個の椎骨。結合して仙骨となる。
つい【椎】
[常用漢字] [音]ツイ(漢) [訓]つち しい 〈ツイ〉 1 物をたたく工具。つち。「鉄椎」 2 せぼね。「椎骨・椎間板/胸椎・頸椎(けいつい)・脊椎(せきつい)・仙椎・腰椎」
〈しい〉木...
つち【土/地】
1 岩石が分解して粗い粉末になったもの。土壌。「花壇の—を入れ替える」 2 地球の陸地の表面。地面。大地。「故国の—を踏む」 3 「天」に対し、地上のこと。「空から—へひと息にポーンと降り立つ雨...
つち【槌/鎚/椎】
1 物をたたく工具。頭部はふつう円柱形で、柄が付いている。木づち・金づちなどがある。 2 紋所の名。1をかたどったもの。
つぶら‐じい【円椎】
ブナ科の常緑高木。暖地の山中に生え、葉は楕円形。6月ごろ、雄花と雌花とをつけ、丸くて小さい実を結ぶ。実は食用。こじい。しい。
てなずち【手摩乳/手名椎】
出雲の国つ神である脚摩乳(あしなずち)の妻。寄稲田姫(くしなだひめ)の母。
び‐つい【尾椎】
脊柱(せきちゅう)のうち、仙椎より下方にある椎骨。数は不定で、尾を形成する。人間では結合して1個の尾骨となっている。
まてば‐しい【まてば椎】
ブナ科の常緑高木。九州以南の海岸近くに生え、高さ約10メートル。葉は長倒卵形で厚く、裏面は褐色。6月ごろ、雄花穂と雌花穂とを上向きにつける。実はどんぐりで、あく抜きをせずに食べられる。防風林・都...