けいほうはん‐しょうねん【刑法犯少年】
刑法犯で警察に検挙された14歳以上20歳未満の少年。交通事故に係る業務上過失致死傷罪、危険運転致死傷罪などは含まれない。→犯罪少年
けんさつどくじそうさ‐じけん【検察独自捜査事件】
検察庁が自ら検挙・摘発して行う捜査。政治家による汚職事件や、法律・経済に関する高度な知識を必要とする企業犯罪などについて行われる。
さんいちご‐じけん【三・一五事件】
昭和3年(1928)3月15日、田中義一内閣が日本共産党などの関係者千数百名を、治安維持法違反の容疑で一斉検挙した事件。
しずおか‐じけん【静岡事件】
明治19年(1886)静岡の旧自由党員を中心とする政府転覆計画が発覚し、百余名が検挙された事件。自由民権運動最後の反乱計画。
じゅういちがつ‐じけん【十一月事件】
昭和9年(1934)11月、陸軍皇道派青年将校と士官学校生徒がクーデターを企てたとして検挙された事件。軍法会議において証拠不十分として不起訴になった。士官学校事件。
じんみんせんせん‐じけん【人民戦線事件】
昭和12年(1937)から翌年にかけ、人民戦線結成を企てたとして、加藤勘十・大内兵衛ら日本無産党や労農派の関係者400余名が検挙された事件。
ゾルゲ‐じけん【ゾルゲ事件】
昭和16年(1941)駐日ドイツ大使館顧問ゾルゲ(Richard Sorge)と尾崎秀実(おざきほつみ)らが日本の政治・軍事に関する機密をソ連に通報した疑いで逮捕された事件。両名は昭和19年(...
たいぎゃく‐じけん【大逆事件】
明治43年(1910)多数の社会主義者・無政府主義者が明治天皇の暗殺計画容疑で検挙された事件。大逆罪の名のもとに24名に死刑が宣告され、翌年1月、幸徳秋水ら12名が処刑された。幸徳事件。
て‐いれ【手入れ】
[名](スル) 1 よい状態を保つために、整備・補修などをすること。「—が行き届く」「よく—された庭木」 2 捜査や検挙のために、現場や犯人の居所に踏み込むこと。「密売の現場を—する」
手(て)を入(い)・れる
1 よい状態にするために、補ったり、直したりする。手を加える。「原稿に—・れる」「盆栽に—・れる」 2 捜査や検挙のために、警察などが現場に踏み込む。「暴力団の事務所に—・れる」