つま‐ようじ【爪楊枝】
歯にはさまった物を取ったり、食物を刺したりするための小さい楊枝。こようじ。
はね‐ようじ【羽根楊枝/羽楊枝】
細長い柄(え)の頭に鳥の羽をつけた小さい楊枝。おはぐろや薬などをつけるのに用いる。
はみがき‐ようじ【歯磨き楊枝】
歯を磨くときに用いる楊枝。古く、楊(やなぎ)の小枝の先端を裂いたもので歯の汚れを取った。歯ようじ。
は‐ようじ【歯楊枝】
「歯磨き楊枝」に同じ。
はらみ‐ばし【孕み箸】
1 中央が太く、両端が細くなっている箸。正月の祝いの食膳に用いる。腹太箸(はらぶとばし)。 2 楊枝(ようじ)をはさんだ割り箸。
ふさ‐ようじ【房楊枝/総楊枝】
柳や竹の一端をくだいて房のようにした楊枝。打ち楊枝。
武士(ぶし)は食(く)わねど高楊枝(たかようじ)
武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。武士の清貧や体面を重んじる気風をいう。また、やせがまんすることにもいう。
ぷつん
[副](多く「と」を付けて用いる) 1 張りつめていた細いひも・糸などが急に断ち切れる音、また、そのさまを表す語。ぷっつり。 2 続いていた物事が急にやむさま。ぷっつり。ぱったり。「電話が—と切...
まぶ
[名・形動]《近世語》 1 仕事などがうまくいくこと。また、そのさま。「—な仕事があるゆゑに」〈伎・都鳥廓白浪〉 2 美しいこと。また、そのさま。「面が—な子供はねえぜえ」〈洒・辰巳婦言〉 3 ...
やんす
[助動][やんせ・やんしょ|やんし|やんす|やんす|○|やんせ]動詞の連用形、断定の助動詞の連用形「で」に付く。 1 尊敬の意を表す。…なさる。「ほほこれは皆若い衆、寒取前で精が出やんすよ」〈浄...