いっ‐きょう【一興】
1 ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた—だ」 2 (近世、反語的に用いて)意外なこと。奇怪なこと。「これは—、此の子はいとしうござらぬか」〈浄・重井筒〉
いっこ‐てん【一壺天】
《後漢の費長房が薬売りの老翁とともに壺(つぼ)の中に入って別世界の楽しみを得たという「後漢書」方術伝の故事から》一つの小天地。別天地。別世界。
いっ‐たん【一旦】
《「旦」は朝の意》 [名] 1 一度。「—は中止と決まっていた」 2 しばらくの間。一時。「—の楽しみにほこって、後生を知らざらん事の悲しさに」〈平家・一〉 3 あの時一度。「—の御心をそむき...
い‐らく【慰楽】
慰みと楽しみ。「置いて来た金包みの裡に、…永久的な—が包蔵されて居たような」〈宮本・禰宜様宮田〉
インフォテインメント【infotainment】
《information(情報)+entertainment(娯楽)から》情報と娯楽を融合したもの。情報を得ることそのものが楽しみとなるような番組・サービスなど。
いん‐らく【淫楽】
みだらな楽しみ。色欲による快楽。「自分の身は父母の—の結果の産物であって」〈谷崎・少将滋幹の母〉
エデュテインメント【edutainment】
《education(教育)+entertainment(娯楽)》エンターテインメントの要素を取り込んだ教育ソフトのジャンル。ゲームの要素を取り込んで楽しみながら学習できるように工夫され、子供向...
おい‐さき【生い先】
子供などが成長していく将来。行く末。「—が楽しみな子」
おい‐らく【老いらく】
1 《「お(老)ゆ」のク語法「おゆらく」の音変化》年老いること。老年。「さくら花散りかひくもれ—の来むといふなる道まがふがに」〈古今・賀〉 2 (「らく」を「楽」の意にとって「老い楽」と書く)老...
おう‐か【謳歌】
[名](スル) 1 声を合わせて歌うこと。また、その歌。「或は之を諷詠し、或は之を—し」〈柳河春三編・万国新話〉 2 声をそろえて褒めたたえること。「世は名門を—する、世は富豪を—する」〈漱石・...