がく‐しき【楽式】
楽曲を構成する形式。三部形式・ソナタ形式・ロンド形式など。音楽形式。
がく‐しゅ【楽手】
1 「楽士2」に同じ。 2 旧陸軍軍楽部の下士官。
がく‐しょ【楽所】
1 平安時代、宮中の桂芳坊(けいほうぼう)にあって、雅楽をつかさどった所。天暦2年(948)設置、明治3年(1870)雅楽局に統合。雅楽寮の後身にあたる。がくそ。「院の御賀の—の試みの日参りて」...
がくしょ【楽書】
中国の音楽書。200巻。宋の陳暘(ちんよう)の著。経書中の音楽に関する語の訓釈を行い、律呂(りつりょ)の本義・楽章・楽器など音楽一般を論じる。
がく‐しょう【楽匠】
すぐれた音楽家。
がく‐しょう【楽章】
ソナタや交響曲などを構成する、完結性を備えた一つ一つの曲。
がく‐せい【楽生】
律令制の雅楽寮で、唐楽・高麗楽(こまがく)・百済楽(くだらがく)・新羅楽(しらぎがく)などを学んだ生徒。
がく‐せい【楽聖】
きわめてすぐれた音楽家をたたえていう語。「—ベートーベン」
がく‐せつ【楽節】
楽曲構成の基礎をなす、まとまりのある小節群。通常、8または4小節からなる。
がく‐そ【楽所】
「がくしょ(楽所)」に同じ。「—遠くておぼつかなければ」〈源・少女〉