がっ‐き【楽器】
音楽演奏のために使用される器具。打楽器・管楽器・弦楽器・鍵盤(けんばん)楽器などがある。また、発音原理の違いにより、気鳴楽器・体鳴楽器・膜鳴楽器・弦鳴楽器・電鳴楽器の5種に分類される。
がっ‐きゅう【楽弓】
弓に張った弦をはじいたりたたいたりして音を出す原始的な弦楽器。弓琴。
がっきょうのとき【楽興の時】
《原題、(フランス)Moments musicaux》シューベルトのピアノ曲集。全6曲。1823年から1828年にかけての作。即興的で自由な楽想をもつ。第3曲ヘ短調がもっともよく知られる。
がっ‐きょく【楽曲】
音楽の曲。声楽曲・器楽曲・管弦楽曲などの総称。
がっ‐く【楽句】
楽曲の、旋律線の自然な一区切り。フレーズ。
が‐ふ【楽府】
1 中国前漢の武帝の創設した、音楽をつかさどる役所。 2 漢代に1が巷間から採集し、保存した歌謡、およびそれを模して作られた詩の一体。長句・短句の交錯する自由な詩形により、祭儀から日常生活に至る...
がふ‐だい【楽府題】
楽府2の題目。歌・行・歌行・引・曲・吟・辞・唱・怨などの種類がある。後世の詩人は、多くこれらに倣って楽府を作った。
ぎょう‐よく【楽欲】
《「楽」は願う意》仏語。願い求めること。欲望。「六塵の—多しといへども、皆厭離(えんり)しつべし」〈徒然・九〉
たのし・い【楽しい】
[形][文]たの・し[シク] 1 満ち足りていて、愉快な気持ちである。「毎日を—・く過ごす」「テンポのよい—・い曲」「—・いピクニック」 2 富裕である。金持ちである。「堀川相国は、美男の—・し...
たのしいしゅうまつ【楽しい終末】
池沢夏樹の評論集。平成5年(1993)刊行。資源不足、人口爆発、オゾン層破壊など現代のさまざまな問題をとりあげ、平成6年(1994)の第5回伊藤整文学賞評論部門賞を受賞。