どう‐らく【道楽】
1 本業以外のことに熱中して楽しむこと。趣味として楽しむこと。また、その楽しみ。「食い—」「着—」 2 酒色・ばくちなどにふけること。また、その人。「—で身をもちくずす」「—息子」
どく‐らく【独楽】
1 ひとりで楽しむこと。自分だけで楽しむこと。「—の樽枕にいかなる夢を結ぶかは知らず」〈風流志道軒伝〉 2 《「こま」の当て字「独楽」を音読みにした語》こま。〈色葉字類抄〉
どら‐がく【度羅楽/吐羅楽】
奈良時代の外来歌舞。唐楽・三韓(さんかん)楽とともに盛行。奈良末期には衰退。度羅は済州島とも、タイ国西部ともいう。
なつ‐かぐら【夏神楽】
夏祭りまたは夏越(なご)しの祓(はらえ)のときに行う神楽。《季 夏》「若禰宜(ねぎ)のすがすがしさよ—/蕪村」
なら【奈良】
近畿地方中部の県。もとの大和(やまと)にあたる。人口140.0万(2010)。 奈良県北部の市。県庁所在地。和銅3年(710)平城京が建設され、約75年間古代日本の首都として栄えた。のち、京...
にほん‐おんがく【日本音楽】
日本の伝統音楽。狭義には雅楽・声明(しょうみょう)・能楽・琵琶楽・尺八楽・箏曲・三味線楽などの邦楽をいい、広義には洋楽の形式を取り入れて日本で作曲された音楽をもいう。
にわ‐かぐら【庭神楽】
舞台を設けず、庭にかがり火をたいて奏する神楽。
のう‐がく【能楽】
能4のこと。明治以後に猿楽の字面を嫌って使われた言い方。広義には狂言も含む。
のう‐がく【農楽】
朝鮮の民俗芸能。農村で田植えや収穫時に、豊穣祈願・祝い・親睦などを目的に行われる楽舞。銅鑼(どら)・鉦(しょう)・杖鼓(じょうこ)・笛などを鳴らし、歌い踊る。原形は三韓時代にみられる。
のう‐らく【能楽】
のらりくらりと怠けて遊び暮らすこと。また、その人。のらくら。「同じはたけの—連中」〈滑・続々膝栗毛・三〉