やまと‐がく【大和楽】
三味線音楽の一派。昭和8年(1933)大倉喜七郎が清元栄寿郎の協力を得て創始。一中節・河東(かとう)節・宮薗節・荻江節などの長所を取り入れ、それに洋楽を加味して新しい邦楽の創造を目ざしたもの。
やまと‐さるがく【大和猿楽】
中世、大和国に本拠地をもって、春日神社の神事などに奉仕した猿楽の座の総称。大和四座が著名で、近世以降の猿楽の主流となった。→大和四座(しざ)
やまぶし‐かぐら【山伏神楽】
東北地方の山伏が伝えた神楽。御神体の獅子を舞わす権現舞(ごんげんまい)のほか、多くの演目があり、地方によって能舞・番楽(ばんがく)などという。
ゆう‐がく【遊楽】
1 音楽を奏して遊び興じること。 2 猿楽の能のこと。世阿弥が用いた語。
ゆう‐らく【遊楽】
遊んで楽しむこと。ゆらく。「夜を明して舞ひ戯るる—の西班牙(スペイン)を見る事が」〈荷風・ふらんす物語〉
ゆだて‐かぐら【湯立て神楽】
湯立てを行事の中心とする神楽。→霜月神楽(しもつきかぐら)
ゆ‐らく【愉楽】
深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。「誰も覗くことのできない深い—の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
よう‐がく【洋楽】
西洋音楽。⇔邦楽。
よ‐かぐら【夜神楽】
1 夜に行われる神楽。宮中の御神楽(みかぐら)や各地の民俗芸能の神楽も、正式には夜を徹して行われるものが多い。《季 冬》 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓・大拍子(だいびょうし)・能管または大太鼓...
らく【楽】
[名・形動] 1 心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと。また、そのさま。「気が—になる」「—な姿勢」「どうぞお—に」 2 生計が豊かなこと。また、そのさま。「不動産収入で—な暮らしをする」 ...