いり‐あや【入綾】
舞楽で、退場するとき、舞いながら舞台を降りる演出。また、その舞。入舞(いりまい)。
いり‐おんじょう【入(り)音声】
舞楽で、当曲を舞いおわって舞人が退場するときに奏する楽。
いり‐は【入端】
1 能で、舞いながら退場すること。また、1曲の終末部分。 2 舞踊的な芸能で、退場するときの踊り・歌・音楽などを演じる部分。登場のときをさしていうこともある。⇔出端(では)。
イリリキ‐とう【イリリキ島】
《Iririki》バヌアツのエファテ島南西岸、ポートビラ湾にある島。首都ポートビラの中心街から約200メートルの至近に位置する。リゾートホテルやレストランがあり、マリンスポーツも楽しめる。
イロドアティコス‐おんがくどう【イロドアティコス音楽堂】
《Odeio Irodou Attikou/Ωδείο Ηρώδου Αττικού》ギリシャの首都アテネ、アクロポリスの丘の南西麓にある野外劇場。2世紀に古代アッティカのイロド=アティコスが建...
いろは‐うた【伊呂波歌】
1 平仮名47文字を1字1回使って作った、七五調4句の今様歌。「色は匂(にほ)へど散りぬるを、わが世誰(たれ)ぞ常ならむ、有為(うゐ)の奥山けふ越えて、浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず」がそれで、鎌倉...
いわと‐かぐら【岩戸神楽】
1 民俗芸能の一。面をつけて神々に扮し、「岩戸隠れ」「大蛇退治」など神話に取材した所作を演じるもの。神代(じんだい)神楽。 2 歌舞伎下座音楽の一。太鼓・大太鼓・能管で奏し、荒事(あらごと)の出...
いわ‐ばしる【石走る】
[枕] 1 岩で水がとびちる意から「垂水(たるみ)」にかかる。「—垂水の上のさわらびの」〈万・一四一八〉 2 「近江(あふみ)」「神奈備山(かんなびやま)」などにかかる。「—近江の国の楽浪(ささ...
いわふじ【岩藤】
浄瑠璃「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」に登場する敵役の女性。
文楽人形の首(かしら)の一。
など高位の敵役の中年女性に用いる。
いん【引】
1 漢文の文体の名。序の類で短いもの。はしがき。 2 俳諧で、本文を導き出すための句。 3 楽府(がふ)の一体。