ロータス【lotus】
1 ギリシャ神話で、その果実を食べると、楽しく、忘我におちいり、故郷に帰ることも忘れるという植物。ロトス。 2 蓮(はす)。また、水蓮(すいれん)。
ローディ【Lodi】
モーツァルトの弦楽四重奏曲第1番ト長調の通称。全4楽章。第1楽章から第3楽章は1770年頃、第4楽章は1773年頃作曲。イタリアのローディで作曲されたことに由来する。
ロー‐ファイ【lo-fi】
《ハイファイをもじった語。low fidelityの略》録音環境や再生音質が悪いこと。また、意図的に質の悪い音響機器を使ったり、雑音や不明瞭なリズムなどを取り入れたりしたポピュラー音楽。→ハイファイ
ローマ【Roma】
ビゼーの管弦楽曲。全4楽章。1860年代に作曲。何度か改訂が行われ、生前に完全な形で演奏されなかった。ローマ賞を受賞し、イタリアに留学したときの体験に基づく作品。
ローマのいずみ【ローマの泉】
《原題、(イタリア)Fontane di Roma》レスピーギ作曲の交響詩。1916年作曲。華麗な管弦楽法を駆使した色彩的な旋律で知られ、ローマの松、ローマの祭とともに「ローマ三部作」とよばれる...
ローマのしゃにくさい【ローマの謝肉祭】
《原題、(フランス)Le carnaval romain》ベルリオーズの管弦楽曲。1843年作曲。オペラ「ベンベヌート=チェッリーニ」の第2幕の前奏曲として作曲。のちに演奏会用序曲として出版された。
ローレライラインのしらべ【ローレライラインの調べ】
《原題、(ドイツ)Loreley-Rhein-Klänge》ヨハン=シュトラウス1世の管弦楽によるワルツ。ライン川の伝説の魔女ローレライを題材とする。通称「ローレライワルツ」。
わいえ【我家】
「わぎえ(我家)」の音変化。「—は帷帳(とばりちゃう)をも垂れたるを」〈催馬楽・我家〉
ワイクー【(タイ)waiku】
《「ワイクルー」とも》タイの格闘技ムエタイの試合の前の舞。師匠に感謝を、勝利と無事を神に祈り、精神を集中するためという。また、その音楽。試合中にも流される。
ワイド‐レシオ【wide ratio】
自動車の変速機の前進段の歯車比が広く分散していること。変速段数が少なく、変速の回数も少なくてすむので運転は楽だが、エンジンの力を十分に生かし切れないので、性能は低めである。実用車向き。