えだ‐ちょうし【枝調子】
雅楽の調子で、基本となる六調子に対して、主音が同一で音階の違うもの。壱越(いちこつ)調に対する沙陀(さだ)調、黄鐘(おうしき)調に対する水(すい)調などをいう。
エチュード【(フランス)étude】
1 美術で、絵画・彫刻制作の準備のための下絵。習作。 2 音楽で、楽器の練習のために作られた楽曲。練習曲。 3 演劇で、即興劇。場面設定だけで、台詞(せりふ)や動作などを役者自身が考えながら行う劇。
エックス‐ジー【XG】
シンセサイザーなどの電子楽器やコンピューター間で演奏データをやりとりするGMの拡張規格。ヤマハが策定。扱える音色数はGMの約4倍で、音色の調整も可能。
エッチ‐ティー‐ピー‐シー【HTPC】
《home theater personal computer》動画や音楽などのコンテンツデータを保存し、高品位で再生するメディアサーバーまたはホームシアターとしての機能をもつパソコンの総称。ホ...
エッチ‐ディー‐シー‐ディー【HDCD】
《high definition compatible digital》20〜24ビットの量子化ビット数で記録された高品質の音源を、音楽用CDで記録可能な16ビットに変換する際、隠しコードを埋め...
えつ【悦】
[常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]よろこぶ よろこぶ。よろこび。「悦楽/喜悦・恐悦・法悦・満悦・愉悦」 [名のり]のぶ・よし
えつ【越】
[常用漢字] [音]エツ(ヱツ)(漢) オチ(ヲチ)(呉) エチ(ヱチ)(呉) [訓]こす こえる 〈エツ〉 1 ある所・時の境をこえる。「越境・越冬・越年」 2 物事の範囲・程度をこえる。「...
えつ‐らく【悦楽】
喜びを得て楽しむこと。喜び満足すること。「—にひたる」
えてんらく【越天楽/越殿楽】
雅楽。唐楽の小曲で、舞はない。平調(ひょうじょう)、早四拍子(はやよひょうし)のものが有名であるが、古くは盤渉(ばんしき)調で奏され、また黄鐘(おうしき)調のものもある。その旋律に歌詞をつけた...
えてんらくへんそうきょく【越天楽変奏曲】
宮城道雄の箏(そう)と管弦楽の協奏曲。1927年作曲。雅楽の越天楽を題材とする。近衛秀麿・直麿兄弟による交響曲編曲も知られる。