ほう‐かつ【包括】
[名](スル)全体をひっくるめてまとめること。「諸問題を—して扱う」「すべてを—した概念」
ほう‐せつ【包摂】
[名](スル) 1 一定の範囲の中につつみ込むこと。「知識はその中に—されている」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 論理学で、ある概念が、より一般的な概念につつみこまれること。特殊が普遍に従属する...
マイクロバイオーム【microbiome】
ある特定の環境に生息する微生物と遺伝情報の総体。微生物の集合体である微生物叢に加え、それらのゲノムや発現する遺伝子群などを含む、より広い概念を表す。ミクロビオーム。
マイクロ‐モーメント【micro-moments】
人が何かをしたいと思い立ち、反射的にスマートホンやタブレット型端末を手にとって、検索などをする瞬間。 [補説]2015年に米国グーグル社が提示した、消費行動についての概念。瞬間的に生まれた「知り...
マクロ‐けいざいがく【マクロ経済学】
国民所得・投資・消費・貯蓄などの集計値概念を駆使して経済全体を分析する経済学。巨視的経済学。⇔ミクロ経済学。
マラルメのし【マラルメの詩】
《原題、(フランス)La poésie de Stéphane Mallarmé》チボーデによる評論。1912年刊。ベルクソン哲学における持続の概念を念頭に置きつつ、広範な文学的知識に基づいてマ...
マルチカルチュラリズム【multiculturalism】
民族は、各自の文化と同様に、他民族の文化をも尊重すべきだという理念。西欧文化中心主義や、単一民族主義に対する概念。文化多元主義。多文化主義。
ミメーシス【(ギリシャ)mīmēsis】
《「ミメシス」とも》 1 芸術理論上の基本的概念の一。芸術における模倣。自然はイデア(事実の本質)の模倣である、とするプラトンの論や、模倣は人間の本来の性情から生ずるものであり、諸芸術は模倣の様...
みんじ‐がいしゃ【民事会社】
農林業・漁業・鉱業など、商行為以外の営利行為をなすことを目的とする会社。商法上、商事会社と同じ法的取り扱いを受けていたが、平成18年(2006)5月施行の会社法により、商行為は「会社がその事業と...
むげんとれんぞく【無限と連続】
数学者、遠山啓の著作。副題「現代数学の展望」。昭和27年(1952)刊。現代数学の根本概念を解説する。