にっ‐しん【日震】
太陽表面に生じる振動や波動現象。1960年代、米国のロバート=レイトンが太陽表面の大気の動きによるドップラー効果から、約5分周期の振動を発見。理論的には太陽内部の対流運動に励起された音波的な固有...
にっしん‐がく【日震学】
日震とよばれる太陽表面に生じる振動現象を観測することで、太陽の内部構造や物理状態を研究する学問。現在までに、太陽内部の対流層の厚さ、内部の角速度分布などが明らかになった。陽震学。
にてんごじげん‐キャム【二・五次元CAM】
《2.5-dimensional CAM》三次元CAMと二次元CAMの中間の機能をもつCAM。CAD(キャド)で作成したデータをもとに、NCマシンなどの工作機械で、2軸の平面加工に加え、高さ方向...
にぶん‐ぎ【二分木】
グラフ理論において、木構造に分類されるデータ構造の一。またそれを図式化したもの。ある要素(親ノード)を起点とし、二つ以下の要素(子ノード)に枝分かれして樹木のように広がっていく構造。二進木。バイ...
にほんさ‐アールエヌエー【二本鎖RNA】
二重らせん構造をとる特殊なRNA。2本の相補的な塩基配列をもつRNA鎖が互いに逆向きに結合したもの。RNAウイルスに特有の構造で、宿主の細胞内で複製する過程でみられる。また、一部のRNAウイルス...
にほんさ‐アールエヌエーウイルス【二本鎖RNAウイルス】
二重らせん構造をとるRNA(二本鎖RNA)をゲノムとして持つRNAウイルス。レオウイルス・ビルナウイルスが知られる。二重鎖RNAウイルス。→一本鎖RNAウイルス
にほんさ‐ディーエヌエー【二本鎖DNA】
二重らせん構造をとるDNA。2本の相補的な塩基配列をもつDNA鎖が互いに逆向きに結合したもの。一方は相補的なDNAまたはRNAを合成する鋳型となり、DNA複製やRNAの転写が行われる。→一本鎖DNA
にほん‐ざる【日本猿】
オナガザル科の哺乳類。世界で最も北にすむ猿。日本特産で、青森県の下北半島から鹿児島県の屋久島まで分布。体長約60センチ、尾長約10センチ。毛は長く、顔としりの裸出部は赤色で、秋から冬にかけて赤み...
にゅう‐とう【乳頭】
1 乳房の中央に突出する乳腺の開口部。ちくび。乳嘴(にゅうし)。 2 皮膚・舌などにみられる、球状に突出している構造。
ニュー‐エコノミー【new economy】
1 ITやバイオテクノロジーなどの技術革新を背景に生まれた産業の総称。新産業構造。→オールドエコノミー 2 需要と供給が一致した経済構造のこと。経済は過熱も後退もせず、インフレも失業もなく、景気...