けっしょう‐こうし【結晶格子】
結晶を作っている原子・分子・イオンなどの立体的な規則正しい配列構造。
けっしょう‐こうぞう【結晶構造】
結晶内の原子・分子・イオンなどの配列状態。構造解析には、X線・電子線・中性子線などの回折が用いられる。
けっしょうしつ‐シリカ【結晶質シリカ】
結晶構造をもつ二酸化珪素の総称。自然の鉱物では石英・鱗珪石(りんけいせき)・クリストバル石として産し、多形をなす。結晶性シリカ。⇔非晶質シリカ。
けっしょうせい‐こうぶんし【結晶性高分子】
秩序だった分子配列をもつ高分子化合物の総称。ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、セルロースなどがある。融点を示し、部分的な結晶構造をもつものが多く、一般的に硬くて剛性が高い。結晶性ポリマ...
けっしょう‐へんがん【結晶片岩】
変成岩の一。広域変成作用を受けて鉱物が一定方向に並び、片理とよばれる薄く板状に割れやすい構造を示す岩石。
けってい‐ぎ【決定木】
ある対象や課題を分類・予測・判定するための条件分岐のアルゴリズムを図式化した、木構造のグラフ。意思決定や戦略立案のほか、機械学習やデータマイニングの分野で用いられる。ある要素(親ノード)を起点と...
けつ【結】
[音]ケツ(漢) ケチ(呉) [訓]むすぶ ゆう ゆわえる [学習漢字]4年 1 ひもなどでむすぶ。むすびつける。「結髪/直結・連結」 2 組み立てる。構造物・組織体を造る。「結構・結社・結成・...
ケトール【ketol】
分子構造中にアルコールのヒドロキシ基(-OH)とケトンのカルボニル基(>C=O)の両方をもつ化合物の総称。アルコールとケトンの両方の性質を示すことが多い。ヒドロキシケトン。ケトアルコール。オキシ...
ケプラー‐よそう【ケプラー予想】
同じ大きさの球を積み上げたときに、もっとも密な構造は立方最密充塡(じゅうてん)と六方最密充塡をとるという、17世紀の天文学者ケプラーによる予想。充塡の密度は約74パーセント。ケプラー自身は証明で...
ケモインフォマティクス【chemoinformatics】
コンピューターによる情報科学の手法を、広く化学に取り入れた研究分野。計算化学に基づくデータベースを用いた、化合物の構造と活性の相関研究などが知られる。ケモインフォマティックス。情報化学。化学情報学。