八月(はちがつ)の槍(やり)
《八月には盂蘭盆(うらぼん)があるので、「盆」と「槍」から》ぼんやりしていることをいうしゃれ。七月の御槍(おやり)。
はつ‐やり【初槍】
最初に敵陣に槍を振るって突っ込むこと。一番槍。
はな‐よてん【花四天】
歌舞伎で、はなやかな所作事や時代物に出る軍兵や捕り手。また、その衣装。白地に染め模様のある木綿の四天を着、赤い鉢巻きに襷(たすき)をして、多く花枝や花槍を持って出るところからの名。
はり‐つけ【磔】
《張り付けの意》昔の刑罰の一。板や柱にからだを縛りつけ、釘・槍で突き殺すもの。はっつけ。
ひきだ‐りゅう【疋田流】
剣道・槍(そう)術の流派の一。新陰(しんかげ)流の開祖上泉伊勢守の弟子疋田豊五郎が創始。疋田陰流。
ひだ‐さんみゃく【飛騨山脈】
新潟・長野・富山・岐阜4県にわたり南北に走る山脈。白馬岳・立山・槍ヶ岳・乗鞍岳などの3000メートル級の山々が連なり、最高峰は穂高岳の3190メートル。北アルプス。
ひょう‐ぐ【兵具】
甲冑(かっちゅう)・刀・槍・矢など、いくさに用いる道具。武具。へいぐ。
ひる‐まき【蛭巻】
太刀の柄・鞘(さや)や槍・薙刀(なぎなた)などの柄に、金属の細長い薄板を間をあけた螺旋状に巻いてあるもの。
ピカドール【(スペイン)picador】
馬に乗り、槍で牛を刺す役目の闘牛士。→マタドール →トレアドール
ふたつ‐どうぐ【二つ道具】
江戸時代、大名行列の先頭などに立てた2本一対の槍。二本道具。