カオール【Cahors】
フランス南部、オクシタニー地方ロート県の県都。ロート川沿いに位置し、赤ワインの名産地として知られる。11世紀から14世紀にかけて建造されたサンテチエンヌ大聖堂、ゴシック様式の塔とアーチをもつ14...
かが‐ゆうぜん【加賀友禅】
石川県金沢市付近で発達した友禅染。様式化された図柄で、配色に藍・臙脂(えんじ)・紫などが多く、ぼかしを使っている。
かき‐とめ【書(き)止め】
文書の末尾に書く語句。書状では「恐々謹言」「謹言」、下文(くだしぶみ)では「以下(もってくだす)」など、文書の様式によってだいたい決まっている。
カサ‐ビセンス【Casa Vicens】
スペイン北東部の都市バルセロナのグラシア地区にある住宅。建築家アントニオ=ガウディが実業家マヌエル=ビセンスの依頼により設計。1883年から1885年にかけて建造された。ガウディの初期の作品で、...
カサ‐マニラ【Casa Manila】
フィリピンの首都マニラ中心部にある邸宅。スペイン統治時代の拠点となった城塞イントラムロス内にあり、19世紀にコロニアル様式で建造。現在はかつての上流階級の生活文化を紹介する博物館になっている。カ...
カサ‐ロマ【Casa Loma】
カナダ、オンタリオ州南東部の都市トロントにある邸宅。ナイアガラの滝の水力発電で財を成したペラット卿の私邸として、1914年に建造。中世ヨーロッパの城を思わせるネオゴシック様式の建物であり、図書室...
かしい‐づくり【香椎造(り)】
香椎宮本殿にみられる神社建築様式。入母屋造りで内部が内陣・中陣・外陣に分かれ、外陣は左右に翼状に張り出す。
かし‐かた【貸(し)方】
1 貸す方法。⇔借り方。 2 貸すほうの人。貸し手。⇔借り方。 3 複式簿記で、勘定口座の右側。また、勘定様式による貸借対照表・損益計算書の右側をいうこともある。資産の減少、負債・資本の増加、収...
カジミェシュ‐ドルニー【Kazimierz Dolny】
ポーランド東部の町。ルブリンの西方約50キロメートル、ビスワ川沿いに位置する。14世紀中頃に建てられたポーランド王カジミェシュ3世の居城や聖ヤン教会をはじめ、16世紀から17世紀にかけて建造され...
カステロ‐ブランコ【Castelo Branco】
ポルトガル中東部の都市。13世紀にテンプル騎士団が城と城壁を築いたことに起源する。農業が盛んでチーズ、豚肉の産地として有名。同国屈指のバロック様式の庭園として知られる司教邸庭園(宮殿庭園)がある。