おり‐もよう【織(り)模様】
布帛(ふはく)に織り出した模様。綾・錦(にしき)・緞子(どんす)・厚板・繻珍(シュチン)・金襴(きんらん)などをいう。→書き模様 →染め模様
おれ‐さま【俺様/己様】
[代]一人称の人代名詞。話し手自身を尊大にいう語。「この—を見習え」
かあ‐さま【母様】
《「かかさま」の音変化》母を敬い親しんで呼ぶ語。⇔父様(とうさま)。
かえ‐さま【返様/反様】
さかさま。反対。逆。また、裏返し。「—に縫ひたるもねたし」〈枕・九五〉
かえるのおうさま【蛙の王様】
《原題、(ドイツ)Der Froschkönig》グリム童話の一。泉に鞠を落とした姫が、カエルにそれを拾ってもらう際に会食や同衾の約束をするが、果たさない。父王に咎められ嫌々ながら応じようとした...
かか‐さま【母様】
子供が自分の母を親しみ敬って呼ぶ語。おかあさま。⇔父様(ととさま)。「父様(とっさま)と一つにゐてくだされ。拝みまする。—」〈浄・丹波与作〉
かき‐ざま【書(き)様】
1 書いたもののようす。かきよう。「まずい文章だな。それにこの—はどうだ」〈鴎外・渋江抽斎〉 2 字や文章の書きぶり。書風。「いたう古めきたれど、—よしばみたり」〈源・明石〉
かき‐もよう【書(き)模様】
織物の生地などにあとから筆でかいた模様。→織り模様 →染め模様
かく‐さま【斯く様】
[形動ナリ]こんなありさま。こんなふう。「世の中の常のことわり—になり来にけらし据ゑし種から」〈万・三七六一〉
かくじん‐かくよう【各人各様】
人によって、それぞれやり方などが違うこと。人さまざま。