しに‐ざま【死に様】
1 死ぬときのようす。また、死んだようす。死によう。 2 死にぎわ。「—に念仏申さぬ人はあれど」〈鶉衣・一徳弁〉
しに‐よう【死に様】
「しにざま1」に同じ。
しまばら‐もよう【島原模様】
和服で、襟先から衽(おくみ)・前裾(まえすそ)にかけて置いたはでな模様。京都島原の遊女の衣装から始まったという。千代田模様。島原褄(つま)模様。
しま‐もよう【縞模様】
長いいく筋かの線が列のように並んだ模様。縞。縞柄。
しも‐ざま【下様/下方】
1 下の方。⇔上様(かみざま)。「狩衣の前、—にまくり入れてもゐるかし」〈能因本枕・二五〉 2 身分・教養などの低い人々。しもじも。⇔上様(かみざま)。「—の人の物語は、耳驚く事のみあり」〈徒然...
し‐よう【仕様】
《「し」は動詞「す」の連用形》 1 物事をする方法。しかた。やりかた。「まだほかに—があるだろう」 2 機械類や建築物などの構造や内容。「—の一部を変更する」
しよう‐もよう【仕様模様】
《「模様」は強意のためつけられた語》方法。手段。「人手を頼むまでもなく、—も有るべき事」〈浄・先代萩〉
しら‐うすよう【白薄様】
「しろうすよう」に同じ。
しりえ‐ざま【後方様】
後ろのほう。後ろ向き。「—にゐざり退(しぞ)きて」〈源・行幸〉
しろ‐うすよう【白薄様】
1 白い薄手の鳥の子紙。しらうすよう。 2 殿上人などが五節(ごせち)の舞のときにうたった歌謡の一。「白薄様・こぜんじの紙」の文句で始まる。しらうすよう。