すぐ‐さま【直ぐ様】
[副]時間的に間を置かないさま。ただちに。即刻。「連絡が入って—出動する」
すそ‐もよう【裾模様】
和服の模様づけの一種で、裾に置かれる模様。また、その模様のある着物。女性の礼装用で、総模様に対する。
すり‐もよう【摺り模様】
布帛(ふはく)に、模様を彫った型を用いて染料をすりこんだり、草木の花や葉を直接こすりつけたりして、染め出した模様。
ず‐よう【図様】
図の様式。また、図柄。
せっちゅう‐よう【折衷様】
鎌倉末期から室町時代にかけて行われた寺院建築様式の一。和様に大仏様・禅宗様の手法を取り入れ、三者を折衷したもの。大阪府河内長野市にある観心寺金堂はその代表例。観心寺様。
せん‐さま【先様】
先客を敬ったり親しみをこめたりしていう語。「あとはおさけと生(なま)の鍋、まず—は、一ときりの、替る替るの人心」〈魯文・安愚楽鍋〉
ぜんしゅう‐よう【禅宗様】
鎌倉時代に禅宗とともに宋から伝えられた寺院建築様式の一。全体に木割(きわり)が細く、詰め組の組み物を多く配し、木鼻(きばな)・刳(く)り形・桟唐戸(さんからど)・火灯窓(かとうまど)・扇垂木(お...
そう‐もよう【総模様】
女性の和服で、全体に施される模様。また、その模様のある着物。→裾模様
そう‐よう【総容/総様】
その座にいる一同の人。みなみな。「—様へのお暇乞ひと」〈浮・御前義経記・八〉
そ‐さま【其様】
[代]《「そなたさま」の略》二人称の人代名詞。そなた。主として、近世の遊女などが相手を呼ぶのに用いた、親愛・尊敬の気持ちを表す語。「わしが—を恋ひ病」〈浄・反魂香〉