うけ【槽】
空の入れ物。たらいのような容器。うけぶね。「天の石屋戸(いはやと)に—伏せて踏みとどろこし」〈記・上〉
うすい‐しょりそう【雨水処理槽】
雨水を直接河川や下水に流さずに、いったん溜(た)めておく大型の水槽。河川の流量調節や雨水の有効利用などを目的とする。貯留された水は、融雪や散水などの雑用水に使う。家庭用の製品もある。雨水貯留槽。
うすい‐ちょりゅうそう【雨水貯留槽】
⇒雨水処理槽
うま‐ぶね【馬槽】
1 馬の飼料を入れる桶(おけ)。飼い葉桶。まぐさ入れ。 2 飼い葉桶のような形の大きな桶。「熱き湯出で走るを…—にたたへて」〈仮・東海道名所記・二〉
えび‐の‐はたふね【蝦の鰭槽】
大嘗祭(だいじょうさい)や新嘗祭(しんじょうさい)で、天皇が手を洗う器。土器で、両端にエビの尾に似た取っ手がついている。えびはたふね。
かみすき‐ぶね【紙漉き槽】
紙をすく原料を水に溶かして入れておく長方形の水槽。
かみ‐ぶね【紙槽】
「紙漉(かみす)き槽(ぶね)」に同じ。
がっぺい‐じょうかそう【合併浄化槽】
屎尿(しにょう)と生活雑排水を合わせて処理する浄化槽。合併処理槽。
こうおん‐そう【恒温槽】
内部の温度を、外部の温度と関係なく、長時間一定に保つように制御された容器。
さか‐ぶね【酒槽】
1 酒を蓄えておく大きな木製の器。 2 もろみを絞るときに使う長方形の木製の容器。もろみの入った多くの酒袋を容器に入れ、押しぶたで酒袋を押すと、底に近い側面の穴からは絞られた酒が流出し、袋の中に...