はな‐づくし【花尽(く)し】
1 いろいろの花の名をあげていうこと。 2 いろいろの花を表した模様。
はな‐のれん【花暖簾】
鮮やかな色を取り合わせて花模様をおぼろ染めにしたのれん。 [補説]書名別項。→花のれん
はな‐もうせん【花毛氈】
花模様の美しい毛氈。
はな‐もじ【花文字】
1 草花の模様などで飾った大文字のローマ字。 2 草花を文字の形に並べて植えたもの。また、花を並べて文字の形にしたもの。
はな‐もよう【花模様】
花形の模様。花をあしらった美しい模様。「—のワンピース」
はな‐よてん【花四天】
歌舞伎で、はなやかな所作事や時代物に出る軍兵や捕り手。また、その衣装。白地に染め模様のある木綿の四天を着、赤い鉢巻きに襷(たすき)をして、多く花枝や花槍を持って出るところからの名。
はな‐ろうそく【花蝋燭】
花模様を描いて彩色したろうそく。絵ろうそく。
はに【埴】
きめの細かい黄赤色の粘土。瓦・陶器の原料。また、上代には衣にすりつけて模様を表すのにも用いた。赤土。粘土(ねばつち)。へな。はにつち。
は‐の‐じ【巴の字】
1 《「巴」の篆書(てんしょ)体の形から》巴(ともえ)模様。また、そのように渦巻き状にまわること。「十文字に懸け破り、—に追ひ廻らす」〈太平記・四〉 2 《水が巴の字の形にめぐり流れるところから...
はま‐ぐり【蛤/文蛤/蚌】
《「浜栗」の意という》マルスダレガイ科の二枚貝。内湾の砂泥地にすみ、殻は丸みのある三角形で、殻長8センチくらい。殻表は滑らかで、黄褐色に褐色や紫色の模様のあるものが多い。北海道南部より南に分布。...