とく‐ごう【得業】
1 僧の学階の称。奈良では、三会(さんえ)の立義(りゅうぎ)を勤め終えた僧の称号。比叡山では、横川(よかわ)の四季講、定心房の三講の聴衆を勤めた僧の称号。 2 浄土宗・真宗の僧の学階で最下級の称。
へん‐ど【辺土】
1 都から遠く離れた土地。片田舎。辺地。 2 都の近辺の地。近郊。「—においては比良、横川(よかは)、如意が岳」〈謡・鞍馬天狗〉
よかわ【横川/横河】
比叡山延暦寺の三塔の一。根本中堂の北方の横川谷の峰にある諸堂塔の総称。
よこかわ【横川】
群馬県安中市の地名。江戸時代は中山道松井田宿と坂本宿との間の宿駅。碓氷関跡がある。信越本線が長野方面へ通じていたが、長野新幹線開通に伴い信越本線は横川止まりとなった。
よこがわ‐きゅうちゅう【横川吸虫】
吸虫類の一種。体は長楕円形で、体長約2ミリ。人間・猫・犬などの小腸に寄生。第1中間宿主はカワニナ、第2中間宿主は淡水魚で、アユ・フナなどの生食により感染し、多数寄生では腹痛・下痢などの症状がみら...