よこさま‐の‐しに【横様の死に】
《「横死(おうし)」を訓読みにした語》非業(ひごう)の最期。「これ、—をすべき者にこそあめれ」〈源・手習〉
よこ‐さら◦う【横去らふ】
[連語]《「さらう」は動詞「さる」の未然形に反復・継続の助動詞「ふ」の付いたもの》横に移動する。横歩きをする。「百伝ふ角鹿(つぬが)の蟹(かに)—◦ふ何処に至る」〈記・中・歌謡〉
よこ‐さる【横猿】
雨戸などに取り付けた猿で、左右に動かして戸締まりをするもの。
よこ‐ざ【横座】
1 畳や敷物を横に敷いて設けた正面の席。上座。 2 いろりの奥の正面で、一家の主人がすわる席。亭主座。 3 横手の座席。「火鉢の—に座る」 4 《勘定奉行の横目につけておくところから》勘定吟味役...
よこざ【横座】
狂言。二人の男が横座という牛の所有権を争うが、名づけ親の男が牛に故事などを語りきかせて名を呼び、牛に返事をさせて取り戻す。
よこ‐ざき【横裂き】
横に引き裂くこと。
よこ‐ざひょう【横座標】
直交座標において、平面上の任意の点Pからy軸と平行な線を引き、x軸との交点をMとした場合の、原点OからMまでの長さ。x座標。⇔縦座標。
よこざわ‐さぶろう【横沢三郎】
[1904〜1995]野球選手・プロ野球審判。台湾の生まれ。東京六大学野球の専属審判員を務めるかたわら、内野手として都市対抗野球で活躍。昭和11年(1936)東京セネタースの初代監督。日本野球連...
よこ‐ざん【横桟】
戸や障子の上下の框(かまち)の中間にある横の桟。
よこ‐ざん【横産】
胎児が横位(おうい)の出産。