めどおり‐ちょっけい【目通り直径】
樹木の幹を、直立した大人の目の高さで計測した直径。→胸高直径 →根元直径
め‐ぶき【芽吹き】
芽吹くこと。樹木の新芽が出はじめること。
め‐ぶ・く【芽吹く】
[動カ五(四)]樹木が芽を出す。「森の木がいっせいに—・く」《季 春》「がうがうと欅(けやき)—・けり風の中/波郷」
もく【木】
1 き。樹木。〈和英語林集成〉 2 木目。「—がいい」 3 木曜日。「—・金・土」 4 五行(ごぎょう)の第一位。方位では東、季節では春、五星では木星、十干では甲(きのえ)・乙(きのと)に配する。
もくしつ‐ぶ【木質部】
樹木の幹の内部の、木質化して堅い部分。
もく‐ほん【木本】
樹木のこと。木部の発達が著しく、その細胞壁が木化して強固になり、地上茎が多年にわたって生存しつづける植物。高木と低木とに分けられる。→草本
もり【森/杜】
1 樹木がこんもりと生い茂った所。「—の都」 2 神社がある神域の木立。「鎮守の—」
もりのひと【森の人】
大岡玲の連作短編集。平成6年(1994)刊。表題作のほか、「とうちゃんの木」「白檀の小箱」など、樹木のイメージをモチーフとする短編10作品からなる。
やに【脂/膠】
1 樹木の分泌する粘液。また、その固まったもの。樹脂。 2 タバコを吸ったときにキセルやパイプにたまる褐色の粘液。 3 目やに。
やま‐おろし【山颪】
1 山から吹きおろす風。 2 歌舞伎下座音楽の一。大太鼓を長桴(ながばち)で打つ鳴り物。風に鳴る樹木の音を表し、山中の場の幕開き・幕切れなどに用いる。