じゅ‐ひ【樹皮】
樹木の表皮。最外層にある死んだ組織の集まりで、コルク形成層ができると外側に押し出され、内部と遮断されて、やがてはげ落ちる。
じゅひ‐ふ【樹皮布】
樹皮を水に浸して柔らかくし、木槌(きづち)で打ち伸ばして作った布。
じゅ‐ひょう【樹氷】
およそ氷点下5度以下に冷却した水蒸気や過冷却の水滴が、樹木などに吹きつけられ凍結してできた氷。気泡を多く含むため白色不透明で、もろい。霧氷の一。《季 冬》
じゅ‐もく【樹木】
地面に生えている木の総称。立ち木。「—が茂る」
じゅもく‐い【樹木医】
樹木の診断や治療を行う専門の技術者。日本緑化センターの認定する民間資格で、天然記念物となるような巨木・古木や、街路樹、森林・緑地などの保全を行う。
じゅもく‐げんかい【樹木限界】
⇒高木(こうぼく)限界
じゅもく‐すうはい【樹木崇拝】
特定の樹木を神聖視する宗教形態。大樹・美樹・老樹などのほか、杉・松・樫(かし)などが崇拝される場合もある。
じゅもく‐そう【樹木葬】
遺骨を直接地中に埋葬し、目印に木を植える方式。自然葬の一。
じゅもくは【樹木派】
高見順の第1詩集。昭和25年(1950)刊。
じゅ‐よう【樹葉】
樹木の葉。