むゆう‐じゅ【無憂樹】
マメ科の常緑高木。インドなどに産する。葉は羽状複葉で、若葉は紅色。4枚の萼(がく)が花びら状をし、黄から橙・赤色に変わる。摩耶夫人(まやぶにん)が藍毘尼園(らんびにおん)のこの樹下で釈迦を安産し...
よう‐じゅ【榕樹】
ガジュマルの別名。
よう‐じゅ【陽樹】
陽光が十分に当たる場所で生育する樹木。アカマツ・シラカバ・ハンノキなど。→陰樹
らくよう‐こうようじゅ【落葉広葉樹】
冬季または乾季に葉を落とす広葉樹のこと。ブナ・ナラ・カバノキ・ハンノキ・カツラ・カエデなど。→常緑広葉樹
らくよう‐じゅ【落葉樹】
秋の低温期になると葉が枯れて落ち、翌春に新しい葉を生じる樹木。温帯に多く、大部分は広葉樹で、夏緑樹ともいう。また、乾期になると葉が落ちる雨緑樹もあり、亜熱帯・熱帯にみられる。落葉木。→常緑樹
りゅうけつ‐じゅ【竜血樹】
ドラセナの別名。また、その一種。常緑高木で、高さ約20メートルになる。上部で分枝し、大形の剣状の葉を密生。樹齢が長い。カナリア諸島の原産。
りゅうげ‐じゅ【竜華樹】
弥勒菩薩がその下で竜華三会を開くとされる木。枝は竜が百宝を吐くように百宝の花を開くという。
りゅうのう‐じゅ【竜脳樹】
フタバガキ科の常緑大高木。高さ50メートルに達する。葉は厚く、楕円形。花は白色で芳香があり、球形で翼がある実を結ぶ。材に竜脳を含み、濃赤色で堅く、マホガニーの代用にする。ボルネオ・スマトラなどに分布。
りょく‐じゅ【緑樹】
青葉の茂った樹木。
ろう‐じゅ【老樹】
長い年月を経た樹木。老木。古木。