まき‐だる【巻き樽】
酒樽の一。蕨縄(わらびなわ)で巻いたもので、進物用とする。
まほうのたる【魔法の樽】
《原題The Magic Barrel》米国の小説家マラマッドの短編小説集。1958年刊。全米図書賞受賞。
やなぎ‐だる【柳樽】
柄樽(えだる)の一種で、長い2本の柄のある、祝儀用の酒樽。朱漆で塗り、定紋をつけたものもある。→柄樽 →角樽(つのだる) [補説]「家内喜多留」とも当てて書く。
ゆい‐だる【結い樽】
たがをはめた木製の樽。現在普通に用いられている樽をいう。→差し樽
らい‐そん【雷樽】
古代中国の酒器の一。雷文を刻んだ酒樽(さかだる)。
わた‐だる【腸樽】
魚店や料理店などで、魚類のはらわたなどを入れておく樽。
わる‐だる【悪樽】
泥・糞尿(ふんにょう)など汚物を入れた樽。若衆仲間の嫁・婿いじめの一種として、熨斗(のし)をつけて婚家に贈る風習があった。