はたおり‐め【機織(り)女】
1 機を織る女。 2 キリギリスの古名。「—の(模様ノ)小袿(こうちぎ)ひとかさね」〈堤・虫めづる姫君〉
はた‐ぐ【機具】
機を織るための道具。機織り道具。
はた‐ば【機場】
1 機を織る場所。 2 機業の盛んな土地。機業地。
はた‐もの【機物】
1 布を織る道具。はた。「—の踏み木(ぎ)持ち行きて天の川打橋渡す君が来むため」〈万・二〇六二〉 2 機で織った物。織物。「かにかくに人は言ふとも織り継がむ我が—の白き麻衣」〈万・一二九八〉 3...
はた‐や【機屋】
1 機を織る建物。はたどの。 2 機を織るのを職業とする家。また、その人。織り屋。
まね‐き【招木/機躡】
織機の道具の一。足の親指で踏んで綜(あぜ)を上下させる板。
わかつ・る【機る/誘る】
[動ラ四]あやつり動かす。また、うまく人を誘い欺く。「年ごとに貢職(みつき)の船を—・り致し」〈継体紀〉