目(め)くじらを立(た)・てる
目をつりあげて人のあらさがしをする。他人の欠点を取り立てて非難する。目角(めかど)を立てる。「小さなミスに—・てる」
目糞(めくそ)鼻糞(はなくそ)を笑(わら)う
汚い目やにが、鼻くそを汚いと言って笑う。自分の欠点には気がつかないで、他人のことをあざ笑うたとえ。
めくち‐かわき【目口乾き】
《つねに見たり言ったりして目や口をうるおさないと、乾ききってしまう意》他人の欠点などを目ざとく見つけ、口やかましく言うこと。また、その人。「三つ寄すれば姦(かしま)しい、—の色ばなし」〈浄・矢口渡〉
目(め)に付(つ)・く
1 よく見える。目立つ。「欠点ばかりが—・く」 2 見て忘れられなくなる。「へそがたの林のさきの狭野榛(さのはり)の衣に着くなす—・くわが背」〈万・一九〉
目(め)はその睫(まつげ)を見(み)る能(あた)わず
《「顔氏家訓」渉務から》目はなんでも見ることができるが、自分のまつげを見ることはできない。他人の欠点にはよく気づくが、自分の欠点は見えないことのたとえ。
面面(めんめん)の楊貴妃(ようきひ)
各人はそれぞれ自分の妻を、中国の楊貴妃のような美人であると思っていること。人それぞれ好みがあり、好きになると欠点も隠れて美しく見えることのたとえ。
もうし‐ぶん【申(し)分】
1 不満に思う点。非難すべき点。欠点。「—のない成果」 2 物事を申し立てること。また、その内容。「妙な—ですが」
やだ
1 焼き物のきず。 2 弱点。欠点。弱み。「日頃—のあるこの嘉平次」〈浄・生玉心中〉
やまい【病】
1 病気。わずらい。「胸の—」 2 欠点。短所。悪い癖。「酒を飲みすぎるのが彼の—だ」 3 気がかり。心配。苦労の種。「旦那の—になされた中国、北国(=米)残らず売って」〈浄・歌念仏〉 4 詩歌...
ユーティーエフ‐エイト【UTF-8】
《UCS transformation format 8bit》ユニコードにおいて標準化された文字符号化方式の一。1文字を8ビット(1バイト)単位の可変長のバイト列に変換する。ユニコードの最初の...