めった‐やたら【滅多矢鱈】
[形動][文][ナリ]考えもなく手当たり次第に何かをしたり、数量・度合いなどがむやみに多かったりするさま。むやみやたら。「—に書きまくる」 [補説]「滅多矢鱈」は当て字。
目安(めやす)上(あ)・げる
訴状を差し出す。おかみに訴え出る。「家渡すか銀(かね)立つるか、返事次第に五日には—・げると」〈浄・大経師〉
夕闇(ゆうやみ)が迫(せま)・る
日没後、次第に暗くなっていく。宵闇が迫る。
ゆる・める【緩める/弛める】
[動マ下一][文]ゆる・む[マ下二] 1 ゆるむようにする。ゆるくする。「帯を—・める」「ネクタイを—・める」 2 油断する。「最後まで気を—・めるな」 3 厳しさを次第になくする。ゆるやかにす...
よう‐ぎ【容儀】
1 礼儀作法にかなった身のこなし。また、その姿。「常に飄然として、絶えて貴族的—を修めざれど」〈紅葉・金色夜叉〉 2 顔だち。器量。「その—次第に、男のかたより金銀とるはずの事なるべし」〈浮・一...
よつ‐がな【四つ仮名】
「じ」「ず」「ぢ」「づ」の四つの仮名、およびこの仮名で表される音。古くは、「じ」「ず」は摩擦音の[ʒi][zu]、「ぢ」「づ」は破裂音の[di][du]で、「じ」「ず」「ぢ」「づ」はそれぞれ異な...
よみ‐あさ・る【読み漁る】
[動ラ五(四)]探し求めて、いろいろ読む。手当たり次第に読む。「歴史に関する本を端から—・る」
よわ‐ま・る【弱まる】
[動ラ五(四)]力や勢い、程度などが次第に弱くなる。「風が—・る」⇔強まる。
よわ・める【弱める】
[動マ下一][文]よわ・む[マ下二]力や勢い、程度などを次第に弱くする。よわらせる。「ガスの火を—・める」⇔強める。
るい‐しん【累進】
[名](スル) 1 地位などが次々に進み、上位にのぼること。累遷(るいせん)。「若くして局長に—する」 2 数量・価格などが増加するにつれて、それに対する比率が次第に増すこと。「—課税」