ぞう‐じ【造次】
《古くは「そうし」「ぞうし」とも》とっさの場合。ごく短い時間。「尊い神の道を奉じて—にも顛沛(てんばい)にも神の御恵を感謝せねばなりませぬ」〈魯庵・社会百面相〉
ちく‐じ【逐次】
[副]順を追って次々に物事がなされるさま。順次。「人口が—減少していく」
ちょうがい‐ふじ【超涯不次】
身分不相応の昇進。異例の抜擢(ばってき)。「労功ありとて、—の賞を行はれける」〈太平記・三〇〉
つき‐なみ【月並(み)/月次】
[名] 1 毎月きまって行われること。月に一度ずつあること。毎月。月ごと。「—の会」 2 「月並俳句」の略。 3 「月次の祭」の略。 4 十二の月の順序。月の移り変わり。「なみ」を「波」に掛け...
つぎ【次】
1 すぐあとに続くこと。また、そのもの。「—の日曜」「—の角を曲がる」 2 あるものに続く地位。一段低い地位。また、一段劣ること。「主峰の—に位置する」 3 座敷に続く控えの間。次の間(ま)。「...
つぎ‐つぎ【次次】
[副]物事が次から次へと続くさま。「—に用事ができる」「—(と)客が訪れる」
つぎ‐つぎ【継ぎ継ぎ/次次】
1 身分や地位などが、その次に位置する人たち。「随身、小舎人童(こどねりわらは)、—の舎人などまで」〈源・若菜下〉 2 子孫。「いよいよかの御—になり果てぬる世にて」〈源・橋姫〉 3 種々の小布...
てい‐じ【低次】
[名・形動]次元の低いこと。程度の低いこと。また、そのさま。「—な発言」⇔高次。
てい‐じ【逓次】
次々と順を追うこと。順次。副詞的にも用いる。「—繰り返して使用する」
とうかいどう‐ごじゅうさんつぎ【東海道五十三次】
江戸時代、江戸日本橋から東海道を経て京都三条大橋に至る間にあった53の宿場。品川・川崎・神奈川・程(保土)ヶ谷・戸塚・藤沢・平塚・大磯・小田原・箱根・三島・沼津・原・吉原・蒲原(かんばら)・由比...