まほら‐ま
「まほら」に同じ。「大和は国の—畳(たた)なづく青垣山隠(やまごも)れる大和しうるはし」〈景行紀・歌謡〉
まほろ‐ば
「まほら」に同じ。「大和は国の—畳(たた)なづく青垣山籠(やまごも)れる大和しうるはし」〈記・中・歌謡〉
まもら・う【守らふ】
[動ハ四]《動詞「まもる」の未然形+上代の反復継続の助動詞「ふ」から》じっと見つめている。見守りつづける。「伊那佐の山の木の間よもい行き—・ひ戦へば」〈記・中・歌謡〉 [動ハ下二] 1 見つ...
まよ‐がき【眉書き】
「まゆがき」に同じ。「—濃(こ)に書き垂れ逢はしし女(をみな)」〈記・中・歌謡〉
まん‐だん【漫談】
[名](スル) 1 くつろいだ気分でする、とりとめもない話。 2 寄席演芸の一。軽妙な口調で、社会風俗・時事問題の風刺・批評なども取り入れて、聴衆を笑わせる話芸。大正末ごろ、トーキー映画の発達で...
み【海】
「うみ」の音変化。「淡海(あふみ)の—瀬田の渡りに潜(かづ)く鳥」〈神功紀・歌謡〉
みお‐どり【鳰鳥】
カイツブリの古名。「—の潜(かづ)き息づき」〈記・中・歌謡〉
みか‐しお【みか潮】
[枕]「播磨(はりま)速待(はやまち)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—播磨速待岩下す畏(かしこ)くとも吾(あれ)養はむ」〈仁徳紀・歌謡〉
みけ‐うた【御饌歌】
神饌(しんせん)を奉る祭に奏せられた神事歌謡。
み‐すまる【御統】
上代、多くの玉を緒に貫いて輪とし、首にかけたり腕に巻いたりして飾りとしたもの。「弟棚機(おとたなばた)の項(うな)がせる玉の—」〈記・上・歌謡〉