つづしり‐うた【嘰り歌】
1、2句ずつ切れ切れに歌うこと。また、その歌。「御—のいとをかしきに」〈源・末摘花〉
つむぎ‐うた【紡ぎ歌】
糸をつむぎながら歌う民謡。
つや‐うた【艶歌】
みだらな歌。情事に関する歌。猥歌。春歌。えんか。
つらね‐うた【連ね歌】
1 しりとりで詠み続ける和歌。前の歌の最後の言葉をとって、次の歌の初めに詠み込むもの。 2 「連歌(れんが)」に同じ。「昔、一条摂政のみもとにて、人々—侍りけるに」〈撰集抄・八〉
つれ‐うた【連(れ)歌】
連れ節でうたう歌。
てつどう‐しょうか【鉄道唱歌】
大和田建樹作詞、多梅稚(おおのうめわか)作曲の唱歌。鉄道沿線の駅名と風物とを歌い込んだもので、第1集「東海道編」は明治33年(1900)5月に出版され、続いて山陽・九州、東北・北関東、信越・北陸...
てまり‐うた【手鞠歌】
子供が手まりをついて遊ぶときにうたう歌。《季 新年》「—かなしきことをうつくしく/虚子」
とう‐か【棹歌/櫂歌】
船頭が舟をこぎながらうたう歌。ふなうた。
とう‐か【踏歌】
中国から伝わった集団歌舞。足を踏み鳴らして歌い舞うもので、平安時代には宮中の初春の行事として盛行、正月14日に男踏歌、16日に女踏歌が行われた。その歌詞は、元来は唐詩、のちに催馬楽(さいばら)も...
とう‐か【闘歌】
歌くらべ。歌あわせ。