あい‐かん【哀歓】
悲しみと喜び。「人生の—を共にする」
かん【歓】
よろこび。
かん【歓〔歡〕】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]よろこぶ 打ち解けよろこぶ。楽しみよろこぶ。「歓喜・歓迎・歓声・歓待・歓楽/哀歓・交歓」 [名のり]よし [難読]合歓木(ねむのき)
きゅう‐かん【旧歓】
昔味わったよろこび。
ぎん‐ねむ【銀合歓】
マメ科の小高木。高さ約8メートルになるが、日本では1〜2メートルくらい。葉はネムノキに似て羽状複葉。花は白色で、枝の先に球状に集まって咲く。熱帯アメリカの原産。ぎんごうかん。
くさ‐ねむ【草合歓】
マメ科の一年草。水田など湿地に生え、高さ約60センチ。葉は羽状複葉で、ネムに似る。夏から秋に、葉腋から花序を出し、淡黄色の蝶形花を2、3個つける。《季 夏》
こう‐かん【交歓/交驩】
[名](スル)ともに打ち解けて楽しむこと。「試合後、両校の選手が—する」
ごう‐かん【合歓】
[名](スル) 1 ともに喜び楽しむこと。 2 男女が共寝すること。同衾(どうきん)。 3 「合歓木」の略。
菽水(しゅくすい)の歓(かん)
《「礼記」檀弓下から》貧しい生活をしながらも、親に孝養を尽くして喜ばせること。
ねぶ【合歓】
ネムノキの別名。「昼は咲き夜は恋ひ寝(ぬ)る—の花君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ」〈万・一四六一〉