わかぎ‐むかえ【若木迎え】
正月または小正月の薪や新木(にゅうぎ)に用いる木を山から切って来る行事。正月2日から11日までに初山入りを兼ねて行う所が多い。
わ‐かざり【輪飾り】
わらを輪の形に編み、その下に数本のわらを垂れさげた正月の飾り物。ウラジロやユズリハなどを添えて、門口や室内に飾る。輪注連(わじめ)。《季 新年》「—やすでに三日の隙間風/万太郎」
わか‐とし【若年】
1 小正月のこと。 2 新年。
わか‐な【若菜】
1 春に芽ばえたばかりの食用になる草。「—を摘む」 2 年頭の祝儀に用いる七種の新菜。古く宮中で、正月の初の子(ね)の日(のち7日)に、万病を除くとしてこれを羹(あつもの)にして食べる習わしがあ...
わかな‐むかえ【若菜迎え】
正月6日のこと。また、その日に若菜を採ってくること。その夜七草たたきをし、翌7日朝の七草粥(ななくさがゆ)に入れる。
わか‐まつ【若松】
1 松の若木。 2 正月の飾りに使う小松。 3 松の若葉。松の新芽。《季 春》 4 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は紫。まつがさね。若緑。
わか‐もち【若餅】
正月三が日の間につく餅。また、小正月のための餅。《季 新年》「—やざぶと搗(つ)きこむ梅の花/一茶」
わか‐ゆ【若湯】
正月に初めて沸かす風呂。《季 新年》「皆旅の顔して—使ひけり/圭岳」