まこと・し【真し/実し】
[形シク]《「まこと」の形容詞化》 1 真実に見えるさま。本当だ。「—・しくとりなし言はれむ音聞きの」〈夜の寝覚・一〉 2 本格的である。正統である。「ありたきことは、—・しき文の道」〈徒然・一〉
マルティネ【André Martinet】
[1908〜1999]フランスの言語学者。プラハ学派の正統を受け継ぎ、機能言語学を提唱。著「一般言語学要理」など。
メア‐シェアリーム【Mea Shearim】
パレスチナ地方の古都エルサレムの新市街北東部にあるユダヤ人地区。1870年代に建設。正統派のユダヤ教徒が多く居住する町として知られる。
モンタヌス‐は【モンタヌス派】
《Montanism》キリスト教の一派。2世紀中ごろ、小アジア、フリギアのモンタヌスが創唱。聖霊降下と世界の終末を預言、極端な禁欲主義を伴って北アフリカにも広まったが、教皇および正統派会議によっ...
やなぎや‐こさんじ【柳家小三治】
[1939〜2021]落語家。10世。東京の生まれ。本名、郡山剛蔵(こおりやまたけぞう)。5世柳家小さんに入門。真打に昇進すると、正統派古典落語の担い手として活躍。巧みなまくらも人気となり、「ま...
ゆう‐けい【幽契】
目に見えない神仏との約束。「神代の—のままになりぬるにや」〈神皇正統記・村上〉
ユニテリアン【Unitarian】
キリスト教プロテスタントの一派、およびその主張。キリスト教正統派教義の三位一体説に反対し、神の単一性を主張、キリストの神性を否定する。18世紀以降、英国、次いで米国などで教会が発展した。明治20...
よしのちょう‐じだい【吉野朝時代】
日本の南北朝時代を、南朝が正統とする立場から呼んだ称。
よ‐とう【余党】
残りの徒党。残党。「ことごとく—を平らげて帰り給ふ」〈神皇正統記・景行〉
らく‐やき【楽焼(き)】
1 手捏(てづく)ねで成形し、低火度で焼いた軟質の陶器。天正年間(1573〜1592)京都の長次郎が千利休の指導で創始。赤楽・黒楽・白楽などがある。2代常慶が豊臣秀吉から「楽」の字の印を下賜され...