そ‐みつ【酥蜜/蘇蜜】
酥油(そゆ)と蜂蜜。薬用とした。また、甘い物のたとえにいう。「地より甘泉湧出す。味—の如し」〈神皇正統記・序〉
だいにほんし【大日本史】
江戸時代の歴史書。397巻。徳川光圀(とくがわみつくに)の命により、明暦3年(1657)水戸藩が史局を設けて編纂(へんさん)に着手、明治39年(1906)完成。神武天皇から後小松天皇までの歴史を...
ちゃく【嫡】
[常用漢字] [音]チャク(呉) テキ(漢) 1 本妻。正妻。「嫡妻・嫡出」 2 正妻の産んだ跡継ぎ。「嫡子/正嫡・廃嫡」 3 直系のつながり。正統。「嫡嫡・嫡流」
ちゃく‐し【嫡嗣】
1 嫡出の嗣子。正妻から生まれた子で家督を継ぐ人。てきし。 2 宗教・芸能などで、流派の正統を継ぐ人。てきし。
ちゃく‐そう【嫡宗】
1 一族の中で、代々正統を受け継ぐ家柄。総本家。宗家。てきそう。 2 由緒正しい血筋。正統。正系。
ちゃく‐そうそん【嫡曽孫】
正統な血筋のひまご。
ちゃく‐りゅう【嫡流】
家督を受け伝えていく家柄。正統の血筋。「源氏の—」
ちゃっ‐け【嫡家】
正統の血筋を受け継いでいる家柄。嫡流。⇔庶家(しょけ)。
ちょう‐さん【朝参】
1 禅寺で、早朝、師の前に参じて、説法を聞くこと。 2 在京の官人が朝廷へ参上すること。参朝。「閑適を好みて、つねに—などもせられざりけり」〈神皇正統記・清和〉
つう‐そく【通塞】
1 通じることとふさがること。 2 前途が開けることと閉ざされること。幸と不幸。「政(まつりこと)の可否にしたがひて御運の—あるべし」〈神皇正統記・後嵯峨〉