もののふ‐の‐みち【武士の道】
武士として守らなければならない道。武士道。
や‐なみ【矢並】
箙(えびら)に差した矢の列。また、その並びぐあい。「武士(もののふ)の—つくろふ籠手(こて)の上に霰たばしる那須の篠原」〈金槐集・上〉
やまおか‐ずきん【山岡頭巾】
1 「苧屑(ほくそ)頭巾」に同じ。 2 長方形の布を二つ折りにしてかぶり、後頭部のところを縫い合わせ、肩にかかるところにあきを作った頭巾。黒・茶などの八丈絹やビロードで仕立てて、主に武士が用いた...
槍(やり)一筋(ひとすじ)の主(ぬし)
従者に槍を1本持たせて歩く、それ相応の身分の武士。
やり‐もち【槍持(ち)】
武士が外出するとき、その槍を持って従った者。
ゆか・る【縁る】
[動ラ四]《名詞「ゆかり」の動詞化》縁がある。縁がつながる。「武士にて—・りつつかはれて」〈愚管抄・四〉
ゆみ‐とり【弓取り】
1 弓を持つこと。また、その人。 2 相撲で、弓取り式のこと。また、それを行う力士。 3 弓術にすぐれた者。「生まれ付きたる—にて…矢づかをひくこと十五束」〈保元・上〉 4 弓矢を持つことを務め...
ゆみや‐とり【弓矢取り】
弓矢を手にとって用いること。また、その人。武士。弓取り。
弓矢(ゆみや)取(と)る身(み)
武人である身。武士。「男子ならば忠盛が子にして—にしたてよ」〈平家・六〉
ゆみや‐の‐みち【弓矢の道】
1 弓を射るわざ。弓術。 2 弓矢に関する道義。武道。また武士道。「—、死を軽んじて名を重んずるを以て義とせり」〈太平記・一〇〉