うろた・える【狼狽える】
[動ア下一][文]うろた・ふ[ハ下二] 1 不意を打たれ、驚いたり慌てたりして取り乱す。狼狽(ろうばい)する。「うそがばれて—・える」 2 うろうろと歩く。うろつく。「このあたり—・へて、見つけ...
うろ‐つ・く【彷徨く】
[動カ五(四)]目的もなくあちこち歩き回る。その辺りを行ったり来たりする。うろうろする。「のら犬が—・いている」
うん‐きゃく【運脚】
奈良・平安時代、租税である庸・調を徒歩で都まで運んだ農民。脚夫。
うんどう‐ば【運動場】
1 「うんどうじょう(運動場)」に同じ。「—は長方形の芝生である」〈漱石・三四郎〉 2 明治時代、劇場のロビーのこと。「廊下—は勿論東西の花道平土間の間の歩みまで」〈荷風・腕くらべ〉
うんめいろんじゃ【運命論者】
国木田独歩の小説。明治35年(1902)発表。それと知らずに異父妹と結婚してしまった男の苦しみを描く。
えい‐しゅつ【詠出】
[名](スル)詩歌を作り出すこと。詩歌の形で思想・感慨を表現すること。また、その詩歌。「一編の詩現われて当時火の如かりし自由の理想を—し」〈独歩・独歩吟・序〉
え‐がみ【絵紙】
1 子供が遊びに使う、色刷りにした絵や模様のある紙。「牡丹の花の模様のついた—」〈中勘助・銀の匙〉 2 画用紙。「—一枚に大きく馬の頭を書いた」〈独歩・画の悲み〉
エクササイズ‐ウオーキング【exercise walking】
健康増進や持久性を高めるために行う歩く運動。
エクセドラ【(ラテン)exedra】
1 散歩者の休息用などに設けた半円形の階段状座席。 2 ギリシャ・ローマ時代に、列柱廊内部に三方にめぐらした壁に沿ってベンチを配した部屋。 3 初期キリスト教教会堂東端部の、半円形の高位聖職者席。
エクセ‐ホモ【(ラテン)ecce homo】
《「エッケホモ」とも》 1 「この人を見よ」の意。ユダヤの太守ピラトが民衆の前で、いばらの冠のキリストを指さしていった言葉。新約聖書「ヨハネ福音書」が出典。 2 いばらの冠をかぶったキリストの肖...